くるくるワイドには大きく分けて3つのステップがあります。
Step1:基本となる本体、トラップ、ヘッジトレードの設定
Step2:トラップ、ヘッジトレードで得た利益を使った複利、固定ヘッジ
Step3:利益の増幅、逆行対策のための先消し、仮想建値、日々仕切り直しなど
僕も全部理解できて使いこなしているわけではないのですが、一つずつ解説していきます
今回は基本のきとなる本体の建て方を説明します。
最高値と最安値と現在値を見て本体を建てる
くるくるワイドを始めるとき最初にすることは本体を建てることです。
本体というのはくるくるワイドの一番の土台になります。
この本体の利益を使うことでトラップやヘッジを展開していくからです。
なので、本体はロスカットされる可能性を限りなく低くしなければなりません。(ここが超重要)
史上最安値、最高値まで耐えれる通貨数を建てます。
例えば米ドル円は史上最高値は1998年の147円、史上最安値は2011年の75円です。
ロングかショートかの判断は、単純に高値と安値の真ん中(147+75)÷ 2 = 111円より現在値が高いか低いかで判断します。
111円より現在値が低ければロング、高ければショートです。
相場に慣れてくれば、史上最高値・最安値ではなく、過去10年の最高値・安値を基準にしたりします。
通貨数は資金によって調節するのですが、このブログでは書籍に沿って7万通貨で説明します。(今後の説明でも本体は7万通貨として話を進めます。)
ゴールは建値の7円先
本体を建てたらゴールを設定します。
レートがそこまで到達したらくるくるワイド終了となります。
基本は本体の7円先。
魚屋さんによるとドル円の場合は7円の値幅があるとそのなかにレンジが2つはできるから。だそうです。
くるくるワイドはまっすぐゴールに到達してしまうと利益がほとんどありません。
相場が上がったり下がったりするレンジ相場が重要です。
今後説明するトラップがレンジ相場で稼ぎ頭として働いてくれます。
本体が史上最高値・安値に耐えれる資金を入金する
本体を建てる上で一番大事なことはロスカットされないこと。
ロスカットされない本体が生み出す利益を活用していくのがくるくるワイドです。
なので本体がちょっとした逆行も耐えれないと成立しません。
先程も書きましたが、本体が史上最高値・安値まで耐えれるだけの資金が必要です。
ドル円は150円、75円は書きましたが、「そんなのなるわけねえww」って思いませんでしたか?
逆にいうとそれくらいまで耐えれる資金があるからこそ安心してトレードに望むことができます。
ロスカットされるかも…ってビビりながらだと精神を消耗していくので資金管理は超大事です。
資金の考え方は
資金 > 必要証拠金+逆行したときの損失額 で考えます。
・必要証拠金 = レート × 通貨数 ÷ レバレッジ(国内だと25)
・逆行したときの損失額 = 通貨数 × 値幅
国内FXで7万通貨、ドル円のレートが100円で考えると
必要証拠金 = 100 × 7万 ÷ 25 = 28万
逆行したときの損失額 = 7万 × (100-75) = 175万
つまり7万通貨の本体を建てるためには203万円以上の資金が必要になります。
そんなに資金はない。お試しでやってみたいと思う人は、最小取引通貨が100通貨や1通貨のFX会社を選んでください(今後記事にする予定です。)
本体を建てることができたら、次はStep1-2:トラップの設定に移ります。
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